JPドメインの種類
JPRSによって登録管理されているJPドメインは
ドメインを利用する組織の種別ごとに区別された「属性型JPドメイン」。地域・都道府県などの名前が入る「都道府県型JPドメイン」。個人・組織を問わず誰でも登録できる「汎用JPドメイン」の大きく3つに分かれます。
ここでは、「属性型JPドメイン」について解説します。
属性型JPドメインとは
属性型JPドメインとは、JPドメインのうち、ドメインを利用する組織の種別ごとにSLD(Second Level Domain)が規定されている区分を指します。また、属性型JPドメインにおいては、基本的に1組織1つのみ登録できるという決まりがあります(*1)。
例として「co.jp」ドメインを取り上げます。これは日本国内で登記を行っている会社が登録できるドメインです。1社につき登録できるのは1つだけです。
■属性型JPドメインの例
ドメイン | 内容 |
co.jp | 日本国内で登記を行っている会社や事業組合、企業組合など。 |
ac.jp | 高等教育機関や学術研究期間。大学、職業訓練校など。 |
go.jp | 日本の政府機関、独立行政法人など。 |
ne.jp | 日本国内のネットワークサービス事業者。 |
*1)「ne.jp」ドメインは1サービスにつき1ドメインの登録が可能とされ、同一組織でもサービスが異なれば「ne.jp」を複数登録できます。また、政府機関は、1組織で複数の「go.jp」ドメインを登録できます。
まとめ
・JPドメインは大きく3種類に分けることができる。
・属性型JPドメインは、利用する組織の種別によってSLDが決まっている。